電話リレーサービスとは、聴覚や発話に困難のある方と聴覚障害者等以外の者との会話を、通訳オペレータが「手話や文字」と「音声」とを通訳することにより、電話で双方向につなぐサービスです。24時間365日、双方向の利用が可能です。
例えば、子どもが深夜に熱を出したので病院を予約したい、とか、飲食店を予約したいという場合、家族など誰かにかわりに電話してもらわなくても、自分で電話をかけてオペレーターを介して双方向でやり取りできるようになります。
また、手話だけではなく文字入力したものも通訳してくれるので、利用対象は聴覚障害がある方に限定したものではなく、構音障害や場面緘黙で発話ができない方も利用できます。
様々なIT機器が発達している現代でも、電話は社会生活において遠隔で意思疎通を行うための基幹的な手段です。電話を利用することが困難な方にとって、嬉しいサービスですね。
登録方法や詳しい利用の仕方については、「日本財団 電話リレーサービス」のホームページをご覧ください。
https://nftrs.or.jp/